肩こり

【松江市 桑谷整体】肩こりの改善|骨盤と背骨を同時に整え、肩甲骨が動く体へ

「朝から肩が重い」「夕方になると首すじが張って頭痛まで出る」。
肩こりは多くの方が当たり前のように抱える悩みですが、本来は当たり前ではありません。
肩だけを揉んでも戻りやすいのは、土台=骨盤柱=背骨のバランスが崩れ、肩甲骨が本来の滑らかさを失っているからです。
ここでは松江市で肩こりにお悩みの方向けに、原因・悪化する理由・改善方法・期間の目安・セルフケアをわかりやすくまとめました。

1. このような事でお悩みではありませんか?

  • 朝起きた瞬間から首・肩が重く、背中まで張っている
  • デスクワークやスマホ時間が長く、夕方にこめかみが痛む・頭痛が出る
  • 肩甲骨が動いていない感じがして、深呼吸が浅い
  • 腕を上げると肩が詰まる、ブラ紐やシャツの縫い目が当たってつらい
  • 揉むと一時的に楽だが、すぐ元に戻る・翌日には逆に重だるい
  • 寝返りのたびに肩が気になり、睡眠の質が落ちている
  • 冷えやすく、首すじや肩に触れると常に硬い

松江市ではデスクワーク・車移動・家事や育児で前かがみが続きやすく、肩こりのご相談が非常に多いです。
松江市 桑谷整体では、肩だけを狙わず、骨盤と背骨を同時に整えて肩甲帯の自由度を取り戻すことを大切にしています。

2. 肩こりになってしまう原因は?

肩こりは「肩の筋肉が硬いから」だけでは説明しきれません。
原因は全身に分散し、互いに影響し合っています。

  • 骨盤の傾き・左右差:土台が傾くと背骨のカーブが乱れ、首・肩に負担が集中します。
  • 背骨と胸郭のこわばり:胸郭(肋骨まわり)が硬く呼吸が浅いと、首肩の筋が常に働かされます。
  • 肩甲骨の滑走不全:肋骨の上で肩甲骨が滑らず、挙上・下制・内外転の連動が失われます。
  • 頭部前方位:数センチ前に出るだけで首すじへの負荷が急増します。
  • 噛みしめ・食いしばり:顎〜側頭部の緊張が首肩と連動し、こめかみの痛みや頭痛に波及します。
  • 視環境と目の酷使:画面の高さ・距離・照明が合わず、眉間や首肩に常時力が入ります。
  • 癖と使い方:片側で鞄、片肘つき、猫背、反り腰、寒さで肩をすくめる等の積み重ね。

要は、骨盤=土台、背骨=柱が整うと、肩甲骨は自然に動きやすくなります。
松江市 桑谷整体は、肩を結果として軽くするために、まず土台と柱から整えます。

3. 肩こりが改善しない・悪化する理由は?

  1. 痛い所だけを揉み続ける
    一時的に流れても、土台と柱が崩れたままでは長持ちしません。揉み返しで炎症が長引く場合もあります。
  2. 肩だけのストレッチ・筋トレ
    肩甲骨を動かすには、骨盤の安定と胸郭の可動が前提。肩だけ動かすと逆効果になることもあります。
  3. 呼吸が浅い・睡眠の質が低い
    胸郭が動かないと回復が追いつきません。枕の高さや寝姿勢が合わないと朝から重い肩に。
  4. 作業環境が体に合っていない
    モニターが低い、椅子と机の高さが合わない、タッチパッドのみ等、微小な負担が蓄積します。
  5. 噛みしめ・歯の接触癖
    歯が長時間触れていると、こめかみ〜首〜肩に常時緊張が走ります。
  6. 痛み止めだけに頼る
    必要な場面はありますが、姿勢・呼吸・使い方が変わらない限り、根本的な改善には結びつきにくいのが現実です。

松江市の患者様からは「その場しのぎではなく、仕事や家事の最中に楽でいたい」という声をよく伺います。
そのため、日常で再現できる体の使い方まで落とし込むことが鍵になります。

4. 肩こりの改善方法(桑谷整体の考え)

桑谷整体は、強い刺激で無理に筋をほどくやり方ではありません。
骨盤と背骨を同時に整え、呼吸と肩甲帯の連動を取り戻すアプローチを基本にします。
短時間でも深い変化を引き出すことを重視しています。

① 望診・触診(みる・ふれる)

  • 立ち方・座り方・歩き方、骨盤の傾き、背骨のカーブ、頭部の位置、肩と骨盤の高さ差を確認
  • 肩甲骨の可動(上方回旋・下方回旋・内外転)、胸郭の拡がり、呼吸の深さをチェック
  • 顎関節・舌の位置、眉間の緊張、視環境の影響を評価

② 足首 → 骨盤 → 背骨 → 肩甲帯の順にそろえる

  • 足首・足裏:接地の安定をつくり、下から骨盤を支える土台づくり。
  • 骨盤:左右差・ねじれ・前後傾を整え、背骨がのびやすい環境へ。
  • 背骨・胸郭:呼吸に合わせて胸郭をひらき、首肩の過緊張を下から解放。
  • 肩甲帯:肩甲骨・鎖骨・上腕骨の連動を引き出し、首すじの負担を分散。

③ 呼吸に同期したやさしい誘導

  • 吐く時に力みが抜け、吸う時に安定が生まれるリズムに合わせて調整。
  • 力任せではなく、体が自分で整おうとする方向に沿わせます。

④ 日常動作へ落とし込む(再発予防)

  • モニター上端を目線の高さに。キーボードは肘90度前後。椅子と机の高さを再設定。
  • マウス操作が多い場合は、肩ではなく肘から動かす意識へ。
  • 鞄は左右を入れ替える・リュックで分散。スマホは胸の高さまで上げて見る。

施術後は「肩が下りた」「首が回りやすい」「呼吸が入りやすい」「視界が明るい」といった変化を感じる方が多いです。
松江市内外からのご来院でも同様のご感想をいただきます。

5. よくなるまでの期間の目安

個人差はありますが、次の目安をご参照ください。

  • 軽度・断続的:1〜3回で変化を実感。以降は間隔を空けながら定着へ。
  • 慢性・強いこわばり:4〜8回で安定の兆し。週1〜2回から始め、様子を見て月1〜2回の維持へ。
  • 頭痛・噛みしめを伴う:視線・椅子机・枕などの環境調整とセルフケアを並行し、段階的に改善。

松江市での仕事・家事・育児のスケジュールに合わせ、無理のない計画をご提案します。
大切なのは、体が覚える速度に合わせること。短期に急がせるより、確実に定着させる方が長持ちします。

6. おうちでできるセルフケア(部分浴・蒸しタオル)

施術中にもよくお伝えしている、簡単で実践しやすい温法(部分浴)と蒸しタオルをご紹介します。
痛みが強い日は無理をせず、気持ちよい範囲で行ってください。

① 肘湯(ひじゆ):頭の疲れ・首肩の張りに

  • 方法:肘〜指先までを、普段の入浴より+1〜2℃(目安42〜45℃)の湯へ。4〜6分。ぬるくなったら差し湯で保温。
  • 狙い:腕が温まると胸郭がひらき、呼吸が深まり、首肩の緊張が抜けやすくなります。頭の疲れ・こめかみの重さが強い日に。
  • コツ:左右差がある場合は、赤くなりにくい側を少し長めに。就寝前は持続しやすいです。

② 足湯(そくとう):のぼせや冷えを整える

  • 方法:くるぶしが隠れる深さの湯へ。基本6分。赤みが薄い側のみ+2分。差し湯で温度維持。
  • 狙い:下半身からじんわり温め、上にのぼった緊張を落ち着かせる。足首の柔らかさが戻ると、骨盤の安定→背骨の伸び→肩の荷下ろしへ。
  • 目安:耳鼻の違和感や、のぼせ+足の冷えがある日は足湯を優先。

③ 蒸しタオル(温湿布):目・鼻・うなじ

  • 方法:濡らして固く絞ったフェイスタオルを電子レンジで約50秒〜1分。熱ければ少し冷まして当てます。
  • 部位と時間:目元・鼻周りは5〜10分。うなじは短時間を数回に分けて。
  • 仕上げ:濡れたまま放置せず、乾いたタオルで拭いて保温。就寝前のセットで翌朝が軽くなりやすいです。

④ 5-7呼吸:緊張を抜くベースづくり

  • 方法:5秒吸って7秒吐く。吐く時に下腹と肋骨の力みが抜け、肩がふわっと下がる感覚を探します。30秒〜1分。
  • 補足:肘湯・足湯・蒸しタオルの後に行うと、抜けた状態の定着に役立ちます。
注意:やけどに注意し、「熱いが気持ちいい」範囲で行ってください。循環や感覚が低下している方は温度・時間を短めに。突然の激しい痛み、腕のしびれ・力が入らない、発熱や外傷後の痛みなどを伴う場合は、医療機関への受診をご検討ください。

肩こりは「肩だけ」を相手にしても変わりにくい症状です。
骨盤と背骨を同時に整え、呼吸と肩甲帯の連動を取り戻すことで、日常の動きそのものが軽くなります。
松江市 桑谷整体は、あなたの体と生活に合わせた計画で、短時間でも深い変化を目指します。

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