【松江市 桑谷整体】足底筋膜炎(かかとの痛み)の改善|骨盤と背骨を整え、踏み込みを楽に
「朝の一歩目が刺すように痛い」「立ち仕事の終わりにかかとがズキズキする」「走り出し・着地で足裏がつっぱる」。
足底筋膜炎は足裏の問題だけではなく、土台=骨盤と柱=背骨、足首の接地、さらには胸の動きまで関わる全身のバランスの結果として起こります。
松江市 桑谷整体は、骨盤中心と短時間でも深い変化を方針に、やさしい誘導で全体の連動を整えます。ここでは原因・見立て・進め方・セルフケア・来院の目安を整理しました。
なぜ足底筋膜炎が起こるのか
よくある背景
- 長時間の立ち仕事・歩行で足首の固さが増え、かかと着地が強くなる
- 骨盤の後傾や左右差で接地が外側/内側に偏る
- 薄い靴底・摩耗した靴・硬い床で衝撃吸収が不足
- 走り始めやスポーツ再開のタイミングでふくらはぎ〜アキレス腱の張力が高まる
- 冷え・空調の直あたりで足裏の循環が落ちる
身体の中で起きていること
- 足底筋膜の牽引増加:ふくらはぎ〜アキレス腱の張りが強いと、かかと(踵骨)の前側に付く足底筋膜が引き伸ばされ続ける。
- 接地の偏り:骨盤・背骨の傾きで接地が偏り、同じ部位に繰り返し荷重が集まる。
- 衝撃の逃げ道不足:胸の動きが小さいと全身のバネが使えず、局所で衝撃を受け止める状態が続く。
桑谷整体の見立て
体癖=「身体の使い方の癖」を読み取ります
立ち・歩き・しゃがみ込み・階段の上げ下げ・息づかいのリズムを観察します。靴底の減り方、骨盤の高さ差、足首の硬さ、ふくらはぎの張り、胸のひらき、頭の位置まで総合して評価します。痛い方向へ無理に押さず、動ける方向から整えます。
骨盤中心で全体をそろえます
桑谷整体の考えでは、土台(骨盤)と柱(背骨)が整うほど接地が安定し、かかとだけに集中していた負担が分散します。足裏を強く揉むより、足首→骨盤→背骨→胸郭→股関節→足裏の順で下から支えを作ります。
胸の動きを回復します
大きく吸うより、まず静かに吐き、吐き切らず余韻で止め、自然に吸い返されるのを待ちます。胸が内側からひらくと全身のバネが働き、着地衝撃の分散が起こりやすくなります。施術の合間に短く練習し、日常に持ち帰れる形でお伝えします。
施術の進め方
① 足首調整:接地の安定をつくります
- 足首・足背・足底の張りを解いて、地面の情報が骨盤へ届く状態に整えます。
- 期待できる変化:かかと着地の衝撃が和らぎ、歩幅と蹴り出しが自然に出やすくなります。
② 骨盤と胸の同調:土台と息のタイミングを合わせます
- 骨盤の後傾・左右差・ねじれを整え、吐く/吸うのリズムに合わせて誘導します。
- 期待できる変化:接地が中央に寄り、足底の一点集中が減ります。
③ 背骨の微調整(胸椎・腰椎):小さく・正確に整えます
- 動く節を見つけ、呼気・吸気に合わせて微細に誘導します。
- 期待できる変化:上半身のしなりが戻り、足裏だけで衝撃を受け止めない歩行になります。
④ 足底〜ふくらはぎの張力整理(痛くない方向から)
- 足底筋膜・アキレス腱・ふくらはぎの張りを見極め、痛くない方向の小さな誘導で滑りを回復します。
- 期待できる変化:朝の一歩目の刺す痛みが軽くなります。
⑤ まとめ:短時間でも深い変化を狙います
- 要点へ短く正確に働きかけ、日常の立ち・歩きで変化が続く設計にします。
ミニ症例(松江市・50代・立ち仕事)
朝の一歩目の強いかかとの痛み。足首→骨盤→胸の順で整え、足底の張力を軽く整理。
2回目で「出だしの刺す痛みが半分」。夜は足湯6分と短い呼気練習を1分継続し、1週間で歩き始めの不安が減少。
朝の一歩目の強いかかとの痛み。足首→骨盤→胸の順で整え、足底の張力を軽く整理。
2回目で「出だしの刺す痛みが半分」。夜は足湯6分と短い呼気練習を1分継続し、1週間で歩き始めの不安が減少。
よくある質問
どれくらいで楽になりますか?
- 軽度(朝だけ痛い):1〜3回で一歩目の刺す痛みが和らぐことが多いです。
- 慢性(立ち仕事・運動で増悪):3〜6回で安定の兆し。週1〜2回から始め、月1〜2回の維持に移行します。
- 再発を繰り返す:靴・中敷・作業環境の調整を並行し、定着を図ります。
施術は痛いですか?仕事帰りでも間に合いますか?
強い刺激や長時間の手技は用いません。短時間でも深い変化を重視し、予定に合わせて計画をご提案します。
受診が先のケースはありますか?
- かかとが急に腫れる・熱を持つ・赤くなる、発熱を伴う、荷重不能、しびれ・脱力を伴う場合はまず医療機関をご受診ください。
- 外傷直後やアキレス腱断裂が疑われるケースは救急・整形外科を優先します。
今日からできるセルフケア
1) 足湯(くるぶしまで)
- 方法:45℃前後(熱め)で6分行います。ぬるくなったら差し湯で温度を維持します。終えたら赤みを確認し、赤みが薄い側のみ1〜2分追加します。
- 狙い:下から温めて全身の力みを下ろし、接地の安定と足底の緊張を緩める土台をつくります。
- 注意:やけどにご注意ください。皮膚トラブル・高熱時は避けてください。
2) 蒸しタオル(ふくらはぎ・アキレス腱)
- 方法:濡らして固く絞ったタオルを電子レンジで50秒〜1分温め、熱ければ少し冷まして当てます。
- 部位と時間:ふくらはぎ上中下を各30〜40秒×2回、アキレス腱は20〜30秒×2回を目安に行います。
- 狙い:足底筋膜を引く張力を緩め、朝の一歩目を出しやすくします。
3) 呼吸を整える(息を待つ方法)
- 姿勢:胸を張らず、坐骨にのって座ります。舌先を上あごに軽く触れます。
- やり方:静かに吐き、吐き切らず余韻で止め、自然に吸い返されるのを待ちます。吸えたら一拍おき、また静かに吐きます。
- 時間:30〜60秒(3〜5呼吸)。数えず、音を立てないことを大切にします。
4) 靴・中敷の見直し
- 靴底:踵の外側だけ極端に減っている靴は交換します。
- 中敷:薄すぎる場合はクッション性のあるものを検討します。
- 紐:甲が浮かない程度に結び、足の前滑りを防ぎます。
注意:温法は「熱いが気持ちいい」範囲で行います。やけどにご注意ください。
急な腫れ・熱感・強い痛み、荷重不能、発熱やしびれを伴う場合は、まず医療機関をご受診ください。
急な腫れ・熱感・強い痛み、荷重不能、発熱やしびれを伴う場合は、まず医療機関をご受診ください。
まとめ
- 朝の一歩目のかかとの痛みが2週間以上続く、または再発を繰り返す
- セルフケアを1週間続けても変化が乏しい
- 立ち仕事・運動で悪化し、日常の歩行に支障が出ている
松江市 桑谷整体は、骨盤中心・短時間でも深い変化を大切に、無理のない誘導で踏み込みやすい足づくりをご提案します。
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