「赤ちゃんのために無理はしたくないけれど、このままのしんどさもつらい」
そんなお悩みを抱えて来院される方が多いです。
桑谷整体では、お腹の赤ちゃんに配慮しながら、妊娠中の腰痛・肩こり・股関節の痛み・むくみなどを
やさしい整体で整えていきます。
妊娠中に多いお悩み
こんなお悩みはありませんか?
- 長く座っていると、腰やお尻がすぐに痛くなる
- 夜、肩や首のこりが気になって眠りが浅い
- 股関節や恥骨まわりがズキッと痛むことがある
- 足のむくみやだるさが強く、夕方がつらい
- 仰向けや横向きで寝ても、しっくりくる体勢が見つからない
- お腹が張りやすく、からだに力が入りやすい
- 「妊娠中だから仕方ない」と言われたが、少しでも楽になりたい
妊娠中の不調が起こりやすい理由
妊娠中のからだは、赤ちゃんを育てるために大きく変化します。
その変化自体はとても自然なことですが、急な変化に骨盤や背骨がついていけないと、不調が出やすくなります。
骨盤が開き、重心が前に移動する
妊娠が進むにつれて、骨盤は少しずつ開き、重心は前に移動します。
すると、
- 腰の反りが強くなる
- お尻やももの裏に負担がかかる
- 股関節や恥骨まわりにねじれが出やすい
といった変化が起こり、腰痛や股関節痛、恥骨痛につながります。
呼吸が浅くなりやすい
お腹が大きくなると、横隔膜や肋骨まわりの動きも変わります。
呼吸が浅くなると、
- 首や肩の筋肉で頑張って息をしようとする
- 胸椎まわりが硬くなり、背中の張りや肩こりが強くなる
- 自律神経のバランスが乱れやすく、眠りが浅くなる
といった状態になりやすくなります。
自律神経と骨盤のバランス
骨盤は、自律神経の働きとも深く関わっています。
左右の骨盤のバランスが崩れると、
「からだは疲れているのに、どこかずっと緊張している」
そんな状態になり、全身のこりやだるさにつながります。
桑谷整体のマタニティ整体の特徴
妊娠中のからだは、普段以上に繊細です。
桑谷整体では、強い刺激や無理な体勢は使わず、「今のからだが許せる範囲」で整えていきます。
1. お腹に負担をかけない体勢で整体を行います
- 横向きや仰向け、座位など、当日の体調に合わせた体勢を選びます
- うつ伏せは基本的に行わず、お腹への圧迫を避けます
- 体勢がつらくなった時は、すぐに姿勢を変えていただけます
2. 骨盤と背骨をやさしく整える整体
- 骨盤まわりの緊張をゆるめ、開き方・締まり方のバランスを整えます
- 腰椎・胸椎・頸椎を、呼吸に合わせて静かに調整します
- 足首・膝・股関節など、土台から全体のバランスを整えます
強く押したり、バキバキと鳴らすような整体は行いません。
からだが「これなら受け入れられる」と感じる範囲で、少しずつ変化を促していきます。
3. その日の体調に合わせた無理のない進め方
- お腹の張り具合や、睡眠・食事・体調の状態を毎回確認します
- 「今日は少ししんどい」という日は、短め・やさしめの調整に切り替えます
- 不安に思っていることや、出産への緊張なども遠慮なくお話いただけます
4. 日常でできる「からだの使い方」もお伝えします
- 立ち上がり方・寝返りの仕方・座り方などのコツ
- 腰や股関節に負担をかけにくい動き方
- 呼吸が少し楽になる、シンプルなセルフケア
施術中によくお教えしている内容を、その方の生活に合わせてお伝えします。
「何を気をつければいいのか」が分かるだけでも、妊娠中の不安は少し軽くなります。
いつ頃から、いつまで受けられる?
マタニティ整体を受けていただく目安としては、次のように考えています。
- 目安の時期:安定期以降(妊娠16週頃〜臨月)
- 体調の良い時間帯にご来院ください
- お腹の張りが強い日や、出血・強い痛みがある日は避けてください
事前に、かかりつけの産科・婦人科の先生に
「整体を受けてもよいか」を確認していただけると、より安心です。
通院の目安
妊娠中は、からだの変化が早く進みます。
目安としては、
- 気になる症状が強い時期:2〜3週間に1度
- 落ち着いてきたら:体調に合わせて、月1回程度
というペースで通われる方が多いです。
「何回で良くなります」と決めつけず、その方の妊娠経過と生活リズムを見ながらご相談させていただきます。
お受けできないケースについて
安全のため、次のような場合は整体をお断りする、または時期をずらしていただくことがあります。
- 医師から自宅安静・入院安静を指示されている場合
- 出血・強い腹痛・激しいお腹の張りがある場合
- 切迫早産・重度の妊娠高血圧症候群などを指摘されている場合
- 当日、発熱や強い体調不良がある場合
桑谷整体の整体は医療行為ではありません。
妊娠の経過や母体・胎児の状態に関する判断は、必ずかかりつけ医の指示を優先してください。
よくあるご質問
Q. どんな服装で行けばよいですか?
お腹まわりを締め付けない、柔らかい素材の服装がおすすめです。
スカートよりも、ゆとりのあるパンツスタイルが安心です。
着替えをお持ちいただいて、院内で着替えていただくことも可能です。
Q. 逆子や出産そのものに影響はありますか?
整体は、逆子を直接「治す」ことや、出産の形を保証するものではありません。
ただ、骨盤まわりや背骨の緊張がゆるみ、呼吸が楽になることで、からだ全体が落ち着いた状態に近づいていきます。
結果として、お腹の張りや腰まわりのつらさが軽くなり、「出産に向けて整えやすい状態」を作るお手伝いができればと考えています。
Q. 産後も続けて通えますか?
はい、産後の骨盤ケアや抱っこ・授乳による肩こり・腰痛のケアとして通われる方も多いです。
出産後のからだは、また別の意味で大きく変化しますので、産後整体のページもあわせてご覧ください。
マタニティ整体は、このような方に
- 妊娠中でもからだを整えておきたい方
- 「妊婦だから仕方ない」と言われても、やっぱり楽になりたい方
- 病院では異常がないと言われたが、日常生活がつらい方
- 出産に向けて、骨盤やからだの土台を整えておきたい方
- 静かな和室で、からだと心を一度リセットしたい方
妊娠中の不調は、「我慢するしかないもの」ではありません。
赤ちゃんと一緒に過ごす大切な時間を、少しでも軽やかに過ごせるように。
骨盤と背骨を整え、和室でからだを本来の姿に戻すお手伝いをいたします。
