整体の世界では、丹田に力が満ちている状態を良しとする。
武道はもちろん、茶道の世界でも、丹田に力が入った状態で真のお辞儀をするようにと教えがあるようだ。
丹田に力が満ちてくると、上虚下実になる。
腹が据わる。
腹が据わると、物事を決めきれる。
逆に、丹田が空っぽだと決めきれない。
迷いが増える。
嫌な事柄をやらねばならない時でも、覚悟がまとまりにくい。
もちろん、桑谷整体ではそのように調整をさせていただき、腹が据わった状態でお帰りいただく。
肝が据わらない、というのも気分の問題ではない。
整体的には、その人の体の性質として現れる。
肝臓の疲れが強いと、小さな物音にもびくっとしたり、落ち着かなくなったりすることがある。
だから、決められない時に無理に頭を回しても、余計に絡まるだけだ。
腹が据わらない時は、答えを出さなくていい。
まず丹田を整えて、それから決める。
決断は、身体がしてくれる。