最近は実年齢よりも若くみられることが多い。
いらっしゃる方の年齢が高いためかもしれない。
「二十代後半ですか?」と言われた時には、何かお土産でも持って帰ってもらおうかと思ったぐらいだ。
逆に、『僕はもういい歳ですよ』なんていうと、「まだまだじゃない!」なんて言われる。そりゃそうだ、大先輩からするとまだ半分の年なのだ。
整体で言う若さとは、お尻が引き上がり、横隔膜が引き上がった状態で、逆にお尻が下がり恥骨が飛び出した状態であると、いくら年齢が若くとも老人体型だと言える。
体癖6種なんかがまさにそうで、いつもゼイゼイしているのが常なのだが、それが異常なのではなく当たり前として働いている。
逆に骨盤や腰を動かす動作やイベントごとがあるとイキイキとしてくる。
操法としてお尻を引き上げるためには、仙腸関節の動きをつけてお尻の三点を調整すると、途端にお尻が引き上がり体が若返ってくる。
大先輩で今だに現場で活躍し、ふっくらとお尻が引き上がっている方がおられるが、行動が若々しいので、同じ年齢の時にはそうなりたいものである。
ご本人には言わないが、ライバルである。
