天才治療家、野口晴哉の言葉に「食えぬ」と「食わぬ」というのがある。
食えぬでは人は餓死する。
食わぬと心に決める断食は、身体を強くする。
「え」と「わ」の違いだけで、天と地の差がある。
断食は身体を強くする。そういう“食べ物の話”だと思っていた。
けれど、これは行動の全部に当てはまるのだと腑に落ちた。
「食えぬ」と「食わぬ」という言葉自体は知っていた。
だが、関大徹著の食えなんだら食うなを読んだ時、初めて肚に落ちた。
これは決して食べ物だけの話ではない。
信念を曲げないと食えないのなら、食うな。
食わない覚悟を決めろ。そういう話だ。
野口晴哉の言う「食わぬ」は、要らぬという覚悟でもある。
浴びせられる冷水は風邪をひくが、自発的に自ら浴びれば風邪をひかない。