コロナに罹り、どうしたら良いかと相談を受けたことがある。
僕自身もおそらく何度か罹っていて、その時に「自分には楽になった」ものを、求められた時だけ共有している。
いろいろ試した中で、体感として助けになったのはこの三つだった。
蒸しタオルで鎖骨のくぼみ(鎖骨窩)を緩めること。
目を緩めること。これも蒸しタオル。
そして、塩を溶かしたお湯での鼻うがい。
コロナウイルスも、ゆくゆくは「今日俺コロナっぽくてさ〜」と話す日が来るのではないかと思っている。
人類が生命力を発揮して、そういう扱いにしていかねばならないとも思う。
先にお話しした鼻うがい。
「健康のために今もやっている」と言う話を聞いた。
ただ、鼻うがいは“健康習慣”というより、その時その時の対策として使った方がしっくりくる。
必要な時に使う。必要がない時は、やらなくてもいい。
薬も同じだと思う。
頭痛が出たから頭痛薬、熱が出たから解熱剤。必要に応じて使うのは自然だ。
けれど、「怖いから」と常に身体を庇うように使っていると、本当の意味での丈夫さは育ちにくい。
桑谷整体でもおすすめしている足湯も、必要であれば活用すればいい。
むしろ、足湯に頼らない日常を心がけた方が、本末転倒にならない。
便利なセルフケアは他にもある。
食べ過ぎ体操も然り、食べ過ぎ体操に頼らない生活を心がけないといけない。
あれは便利なものだが、頓服のように使わねばならない。
一見ひどい話に聞こえるかもしれないが、整体の世界では「便利さを杖にしない」という考え方がある。
助けは道具として使っていい。
ただ、主役は自分の身体だ。
そのほうが、いざという時に自分で立てるようになる。