身体に現れる、心配と不安

花の生け方にも偏りが出るようで、未来に意識が向いているのか、過去に引っ張られているのかが見えることがある。

野口整体でも、頭部の左右差で、過去のことに囚われているのか、先のことを気にしているのかが分かってくる。

 

特に出るのが頭部第二調律点だ。

ここが固まってくると、考え事が止まらなくなる。

やめようとしても、同じところを回り続ける。

左右差が強くなると、その人がどちらに意識を引っ張られているのかも見えやすい。

 

自分でも、施術に集中しきれていない時はそこを調整することがあるし、施術中にこの人は考え事が多いなと感じる時には、そこに触れることがある。

 

こういうものは頭だけに出るわけではない。

背骨に出ることもある。

胸椎6番と胸椎7番だ。

 

胸椎6番に出るのは、掴みどころのある心配だ。

自分でも何を気にしているのか言えるもの。

鳩尾や胃が固く、胸が詰まっている時などに出やすい。

 

胸椎7番に出るのは、掴みどころのない不安だ。

何が不安なのか自分でも言えない。

けれど身体はすでに防御に入っていて、背中が抜けなくなる。

炎症を起こしやすい時や、免疫の働きが乱れているような時にも、このあたりには反応が出てくる。

 

考え事は頭の中だけのものではない。

身体に出る。

頭や背骨に触れていると、その人が今どこで止まっているのかが見えてくる。

タイトルとURLをコピーしました