春は、さまざまな症状が起こってくる季節だ。
先日も書いたが、春は解毒の季節でもある。
冬に溜め込んだものが出てくる時期でもあるし、身体も心も開いてくる。
整体では、春の体は
頭蓋骨 → 肩甲骨 → 骨盤
の順に開いてくると言われる。
この三つが開くことで、夏の暑さに適応する体へ順応していく。
弛まないことで起こる異常もある。
だが、緩み過ぎて起こる異常もある。
たとえば、歯の痛み、身体のだるさ、慢性的な眠気。
最近は「いつでも寝られる」と豪語する方までいる。
この時期のだるさややる気のなさは、春特有で起こってしまうことがある。
それを「身体が壊れたのでは」と不安になりすぎると、話がややこしくなることもある。
整体的な解決として、僕がよく見るのは左の骨盤だ。
左の骨盤は交感神経の働きともつながりやすく、やる気の出方、腰の張り、体の排泄のリズムに影響が出る人がいる。
言ってしまえば、左の骨盤は“やる気スイッチ”みたいな場所だ。
漠然としたやる気のなさを「故障」と決めつけるより、左の骨盤が開きっぱなしになっていないかを見て、閉まる方向を作ってあげる。
ご自身で骨盤を閉めるなら、よく動くこと。
そして、食べ過ぎないこと。
早歩きを10分でもいいし、階段を使うでもいい。
食事は腹八分で十分だ。
どうやら、身体には便利なスイッチというものはないようだ。