今の時期は、花粉症で困っている方がやはり多い。
ただ、花粉症とひと口に言っても、身体の中で起きていることは案外ひとつではない。
整体では、その人の身体がどこで引っかかっているかを見る。
身体のセンサーが過剰に反応しているような人もいる。
こういう方は、呼吸が浅く、緊張が抜けにくい。
休む方向に身体が入りづらいため、異物に対する反応も強くなりやすい。
こういう場合は、呼吸が深く入るようにしてあげることが大事になる。
背中や胸まわりの動きが出るだけでも違うし、食べすぎを控えるだけでも反応が変わることがある。
甘いものや脂っこいものが続いている方は、そこを軽くした方がいい。
一方で、頭蓋骨、肩甲骨、骨盤の動きが渋くて、花粉症の症状が強く出ているように見える人もいる。
鼻水や目のかゆみも、身体としては何とか動きをつけようとして起こしている反応とも見られる。
本来なら、それをきっかけに身体が切り替わっていけばいい。
ただ、全体が固くて動きが悪いと、反応ばかりが強くなって、本人はただ消耗してしまう。
こういう場合は、頭の重さを抜くこと、肩甲骨の動きを出すこと、骨盤を整えることが助けになる。
首や背中がゆるむと、鼻の通りまで変わることがある。
それと、やはり食べすぎは無視できない。
この時期は身体が冬から春へ切り替わろうとする。
そこに食べすぎが重なると、抜きたいのに抜けない。
その無理が、花粉症として強く出ることもある。
だから、つらい時ほど、まず身体を少し軽くしてみる。
食べすぎていないか。
甘いものが続いていないか。
夜更かししていないか。
そこを見直すだけでも違ってくる方はいる。
花粉症は同じ症状に見えても、身体のどこに負担があるかで整え方が変わる。
一律に抑えるだけでなく、身体全体を見ながら整えていく方が、結果として楽になる人も少なくない。
桑谷整体では、花粉症だけを見るのではなく、頭、肩甲骨、骨盤、呼吸のつながりを見ながら、その人の身体が季節に適応しやすいよう整えている。