桑谷整体では、ほとんどの方に熱い湯船に入るようにお伝えしている。
僕は、身体を引き締めたい時には熱い湯の方がいいと考えている。
「長湯の方が身体にいいんじゃないですか?」
と聞かれることも多い。
そういう時は、
『太りたいのであればどうぞ』
と返すことがある。
僕が身体を観ていると、普段から長湯をしている人は、身体が緩みすぎていることが多い。
もちろん、中毒の解消や強い緊張を緩めるために、あえて長く浸かることもある。
ただ、そういう入り方を勧める人は一部で、僕自身もたまにしか使わない。
半身浴について聞かれることもある。
「半身浴をすると身体が楽になると聞いたのですが」
僕も以前、自分で試してみた。
確かに楽にはなる。
ただ、僕には上半身の異常が残るように感じた。
それなら必要なところだけを狙う部分浴の方がいいと思っている。
野口整体を学んでいる方からは、
「今日は湯船に浸からない方がいいですよね?」
と聞かれることもある。
僕は、
『そこまでやわな調整をしていないので大丈夫です』
と返している。
野口整体にも、身体の状態に応じたいろいろな入浴法がある。
熱い湯に入る。
長く浸かる。
部分浴をする。
場合によっては、今日は湯船に浸からないということもある。
ただ、入浴も食事と同じだと思う。
何度のお湯が気持ちいいのか。
どれくらい浸かっていると心地いいのか。
それをちゃんと味わって入ればいい。
身体で感じられるようになれば、人から口伝された入浴法なんて、最後は無視できる。