小指を主役にする

最近いらっしゃる症状で多いのが、母指CM関節症や手根管症候群、腱鞘炎である。

 

産後の抱っこで起きることもあるし、日常の手の使い方が積み重なって出ることもある。

特に多いと感じるのは、親指と人差し指に仕事をさせすぎている使い方だ。

 

雑巾を絞る。抱っこを支える。フライパンを持つ。スマホを持つ。

どれも何気ない動作だが、親指側ばかりで頑張ると、手はかなり疲れる。

人間は便利な指に仕事を押しつけすぎる。職場なら普通に労基案件である。

 

整体でも、武術の世界でも、小指を使うようにと言われることがある。

これは、小指だけで頑張れという話ではない。

親指と人差し指に負担を集めすぎず、手全体で使えということだと思っている。

 

自分も一日中整体をしているが、親指にはできるだけ頼らない。

薬指と小指を主に使うつもりで手を置く。

そうすると、力まずに刺激が伝わりやすく、手の負担もかなり減る。

 

親指と人差し指だけで仕事をすると、手首で止まらない。

前腕、肘、肩まで固くなりやすい。

逆に、小指側まで使って手のひら全体で持てるようになると、力が一点に集まりにくくなる。

 

手の症状は、痛い場所だけの問題ではない。

ただ、使い方の偏りがはっきりしている場合は、そこを変えるだけでも手はかなり助かる。

 

親指と人差し指で頑張りすぎない。

小指側まで使って、手全体で受ける。

それだけでも、手首や親指まわりの負担は変わることがある。

 

松江市の桑谷整体でも、母指CM関節症や腱鞘炎、手のしびれを見る時は、痛い場所だけを追いかけない。

親指側に負担が集まっていないか、前腕や肘、肩まで固まっていないか。

手の使い方まで含めて整体で見ていく。

痛い指より、手全体の使い方を見る。

そこが大事だと思っている。

 

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