先日も書いたが、最近は首の痛みの相談が多い。
寝違いのような症状でも、首ばかり観ていては分からないことがある。
身体を観ていると、胸が窄まり、胸骨まで硬くなっていることがある。
体癖で言えば、6種的な身体だ。
胸が窄まっていることで、首にも窮屈さが出てくるのだろう。
こうなると胸を広げたくなるのだが、実は腰椎5番が大切になってくる。
腰椎5番の状態が変わると、腰が引き上がり、それに伴って胸まで広がってくる。
全く離れた場所なのだが、不思議なものだ。
整体では、呼吸器は感情の抑制にも関わると考える。
体癖6種は、普段は内側に溜め込む傾向がある。
人に会うだけで疲れてしまうこともあるが、その反面、どこかミステリアスな雰囲気を持っている。
だが、溜め込んでばかりいるわけではない。
何かの拍子に、それを一気に放出することがある。
突然思い立って掃除を始めるなんていうのは、まさに6種的だろう。
なかなか衝動的な身体なのだ。
反対に、胸が広がってくると、今度は外へ向かう力が出てくる。
ミステリアスさは薄れてしまうが、人でも物事でも、何でもウェルカムになってしまう。
では、胸が広がっている方がいいのかというと、そういうわけでもない。
窄まることにも意味があるし、広がることにも意味がある。
どちらがいいという問題ではない。
バランスの取れる体勢が大事なのだと思う。