食べ過ぎと寝違え

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食べ過ぎた次の日に、首が動かなくなることがある。

いわゆる寝違えだ。

寝方が悪かった。
枕が合わなかった。
冷えた。

そう思われやすいが、首だけの問題ではないことがある。

 

食べ過ぎると、胃腸に負担がかかる。

胃腸が疲れると、お腹が固くなる。
お腹が固くなると、背中が張る。
背中が張ると、首の動きまで重くなる。

首は首だけで動いているわけではない。

背中、肋骨、お腹、骨盤。
そういうものの影響を受けながら動いている。

 

だから、食べ過ぎた翌朝に首が固まることがある。

首をひねったから痛いというより、身体全体が重くなり、最後に首で詰まったような状態だ。

本人の感覚としては、朝起きたら急に首が痛い。

でも身体の中では、その前から準備が進んでいた可能性がある。

 

寝違えになると、枕が悪かったのではないかと考える人も多い。

もちろん枕の影響がまったくないとは言わない。

ただ、枕に原因を押しつけすぎると、身体の状態を見落とす。

低反発枕のように、身体を受け止めすぎる寝具は、首や背中の動きを鈍らせることがある。

身体にまだ動く力があるなら、枕に預けすぎない方がいい。

寝返りを打てること。
自分の身体で位置を変えられること。

その力も、睡眠中の大事な調整だと思う。

 

寝違えは、首の急な痛みとして出る。

ただ、整体で観ると、首だけが悪いとは限らない。

食べ過ぎ、飲み過ぎ、胃腸の疲れ、背中の張り、呼吸の浅さ。

そういうものが重なって、首が動かなくなることがある。

 

特に、夜遅くに食べることが多い人。

脂っこいものや甘いものが続いている人。

食べた後にすぐ横になる人。

こういう人は、寝ている間も身体が休まりきらない。

消化に力を使い、背中がこわばり、首まわりが抜けない。

朝起きた時に、首が固まっている。

そういう流れがある。

 

寝違えた時に、首を強く揉めばいいとは思っていない。

むしろ、首だけを追いかけるほど外すことがある。

首に痛みが出ていても、観るのは首だけではない。

お腹を観る。

腕を観る。

腕の中には、頚椎に対応するような場所がある。

そこに反応が出ていることがある。

首が動かないのに、お腹を観る。

首が痛いのに、腕を観る。

一見遠回りに見えるが、身体はそういうふうにつながっている。

 

松江市の桑谷整体では、寝違えを首だけの問題として見ない。

首の痛みとして出ていても、その奥に胃腸の疲れや背中の張り、骨盤の動きの悪さが隠れていることがある。

痛い場所だけを見ると、身体の本当の流れを見落とす。

寝違えも同じだ。

首を見る。
でも、首だけで決めつけない。

食べ過ぎた後に首が固まるなら、それは首だけの問題ではなく、身体全体が重くなっている知らせかもしれない。

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