交感神経の話をしたので、今度は副交感神経のお話。
副交感神経は、脳幹から出るものと、仙髄のS2〜S4から出るものがある。
最近、自分では坐骨神経痛なのではないかと思っていた。
そこで坐骨神経痛の調整点として使っている仙骨4番を、一生懸命調整していた。
しかし、一向に良くならない。
事実は小説より奇なり。
やっぱり頭や知識で身体を判断してはいけない。
知識なんて、参考程度にしておくくらいがいいのかもしれない。
目の緊張を取ってみた。
すると仙骨まで緩んだのか、あれだけ一生懸命仙骨を調整していたのは何だったのかと思うほど楽になった。
以前、助産師さんと話をしていて、
「帝王切開って昔より増えましたよね」
という話になった。
それと直接関係があるのかは分からない。
ただ妊婦さんに限らず、現代人はとにかく緊張が強いように僕には見える。
ゆっくりしている現代人なんて、いるのだろうかと思うほどだ。
目が緊張している。
仙骨や骨盤も硬い。
アキレス腱まで張っている。
妊婦さんを施術していると、そういう身体をよく見る。
そこを緩めていくと、身体が出産へ向かって素直になっていくように感じることもある。
医学は妊娠を成立させる技術を持っている。
それはすごいことだと思う。
ただ、その身体が妊娠し、出産し、産後を迎える準備まで出来ているのか。
僕はそこが気になる。
妊娠が成立したことと、身体の準備が整ったことは、同じではないのかもしれない。
妊婦さんを観ていると、目の緊張、仙骨や骨盤の硬さ、アキレス腱の張りが強いことがある。
そこを緩めていくと、あったかふわふわな仙骨を持ち、身体が出産へ向かって素直になっていくように感じることもある。
だからこそ、妊娠できるかどうかだけではなく、その身体が今どういう状態なのかも、もっと観てもいいのではないかと思う。