【松江市 桑谷整体】手のしびれ・腕の重さの改善|骨盤と背骨を整え、首に頼らない動きへ
「手先がピリピリする」「朝に腕が重くて力が入りにくい」「デスクワーク後に指がこわばる」。
こうした手のしびれ・腕の重さは、手首だけの問題ではありません。土台=骨盤、柱=背骨、胸の動き、肩甲帯の滑り、さらには接地(足首)までが関わる全身のバランスの結果として起こります。
松江市 桑谷整体は、骨盤中心と短時間でも深い変化を方針に、やさしい誘導で全体の連動を整えます。ここでは原因・見立て・進め方・セルフケア・来院の目安をまとめました。
なぜ手のしびれ・腕の重さが起こるのか
よくある背景
- 長時間のPC・スマホで胸が閉じる姿勢が続き、首肩に負担が集中する
- 肩をすくめる呼吸が習慣化し、肩で吸う癖が強まる
- 骨盤の後傾や左右差で背骨のカーブが崩れ、頭が前に出る
- マウス操作や荷物の持ち方に片寄りがある
- 冷えや空調の直あたりで前腕〜手指の循環が落ちる
身体の中で起きていること
- 胸郭の動き低下:肋骨がひらきにくいと、吸うたびに首肩で息を補うため、神経周囲が緊張しやすい。
- 出口の狭さ:鎖骨下やわきの前で筋肉が固まると、腕へ向かう通り道が狭くなる。
- 土台の乱れ:骨盤後傾・左右差→背骨の弯曲が崩れる→肩甲骨の滑りが悪くなり、腕に重さが出る。
桑谷整体の見立て
体癖を読み取ります
立ち・座り・歩行・息づかいのリズムを観て、どの方向へ負担が逃げているかを把握します。
肩の高さ差、肩甲骨の滑り、鎖骨と肋骨の連動、背骨のしなり、舌と顎の位置、靴底の減り方まで総合して見立てます。
痛い方向へ無理に押さず、動ける方向から整えるのが桑谷整体の考えです。
骨盤中心で全体をそろえます
首肩だけを揉んでも戻りやすい場合、まず柱(背骨)と土台(骨盤)を先に整えます。
そのうえで胸郭・肩甲帯・腕の連動を整え、最後に足首で接地を仕上げ、変化が日常動作に続くよう設計します。
施術の進め方:背骨→骨盤→胸郭→肩甲帯→腕→足首
① 背骨の微調整(胸椎・頸椎)
- 動く節を見つけ、呼気・吸気に合わせてごく小さく誘導します。
- 期待できる変化:振り向きの初動が軽くなり、首肩の過緊張が抜けやすくなります。
② 骨盤の調律
- 後傾・左右差・ねじれを整え、背骨のしなりが出る土台をつくります。
- 期待できる変化:鎖骨下の窮屈さが減り、腕への通り道が広がります。
③ 胸郭の動きを回復
- 大きく吸うよりまず静かに吐く。吐き切らず余韻で止め、自然に吸い返されるのを待ちます。
- 期待できる変化:胸が内側からひらき、肩で吸う癖が弱まり、首肩〜腕の余計な緊張が抜けやすくなります。
④ 肩甲帯の滑走と肋骨の連動
- 肩甲骨の滑り、鎖骨・上腕骨の位置、わきの前の張りを整え、首に頼らない腕の上げ下ろしをつくります。
- 期待できる変化:指先のこわばりがゆるみ、細かな作業がしやすくなります。
⑤ 腕の滑走(前腕・手首)
- 前腕の張り・手根部のつっぱりを軽く解き、神経・血管の通りを邪魔しない状態へ。
- 期待できる変化:しびれ感の減少、握る・つまむ動作の滑らかさが戻ります。
⑥ 足首の仕上げ(接地の安定)
- 足首・足裏の硬さを整え、地面の情報が骨盤へ届く状態に仕上げます。
- 期待できる変化:立ちやすさが増し、上半身だけに負担が集まらない体の使い方が定着します。
ミニ症例(松江市・40代・事務)
右手のしびれと腕の重さ。背骨→骨盤→胸郭→肩甲帯→腕→足首の順で整え、鎖骨下の圧抜きと肩甲骨の滑走を補助。
2回目で「夕方のこわばりが半分」。就寝前の肘湯4〜6分と短い呼気練習1分で、朝の軽さが続く。
右手のしびれと腕の重さ。背骨→骨盤→胸郭→肩甲帯→腕→足首の順で整え、鎖骨下の圧抜きと肩甲骨の滑走を補助。
2回目で「夕方のこわばりが半分」。就寝前の肘湯4〜6分と短い呼気練習1分で、朝の軽さが続く。
よくある質問
どれくらいで楽になりますか?
- 軽度(作業後だけしびれる):1〜3回で軽さを実感しやすいです。
- 慢性(数か月続く・左右差が強い):3〜6回で安定の兆し。週1〜2回から始め、月1〜2回の維持に移行します。
- 再発を繰り返す:机・椅子・キーボード高さ、持ち方の見直しを並行し、定着を図ります。
施術は痛いですか?仕事帰りでも間に合いますか?
強い刺激や長時間の手技は用いません。短時間でも深い変化を重視し、予定に合わせて計画をご提案します。
受診が先のケースはありますか?
- 顔のゆがみ・ろれつが回らない・片側の急な脱力・激しい頭痛など急性の神経症状は直ちに医療機関をご受診ください。
- 事故・外傷後の強い痛みや発熱、進行する筋力低下がある場合も医師の診察を優先します。
今日からできるセルフケア
1) 肘湯
- 方法:45℃前後(熱め)で4〜6分、肘〜指先を浸けます。ぬるくなったら差し湯で温度を維持します。出湯後に赤みを確認し、赤みが薄い側だけ1〜2分追加します。
- 狙い:腕が温まると胸が内側からひらき、首肩の緊張が抜けやすくなります。
- 注意:やけどにご注意ください。皮膚トラブル・高熱時は避けてください。
2) 足湯(くるぶしまで)
- 方法:45℃前後で6分。差し湯で温度維持。出湯後に赤みを見て、薄い側を1〜2分追加します。
- 狙い:下から温めて全身の力みを下ろし、首肩に集まる負担を分散します。
3) 蒸しタオル(鎖骨の内側・わきの前)
- 方法:濡らして固く絞ったタオルを電子レンジで50秒〜1分。熱ければ少し冷まして当てます。
- 部位と時間:鎖骨の内側・わきの前を各30〜40秒×2回。
- 狙い:腕の通り道を温めて、手先のこわばりを和らげます。
4) 呼吸を整える練習
- 姿勢:胸を張らず、坐骨にのって座ります。舌先を上あごに軽く触れます。
- やり方:静かに吐き、吐き切らず余韻で止め、自然に吸い返されるのを待ちます。吸えたら一拍おき、また静かに吐きます。
- 時間:30〜60秒(3〜5呼吸)。数えず、音を立てないことを大切にします。
5) 作業姿勢のひと工夫
- 肘を身体に軽く寄せ、肩をすくめずにキーボード・マウスへ手を伸ばします。
- マウスは利き手固定になりすぎないよう、時々トラックパッドやショートカットを使って負担を分散します。
注意:温法は「熱いが気持ちいい」範囲で行います。やけどにご注意ください。
顔のゆがみ・言葉のもつれ・片側の急な脱力・強い頭痛などの急性症状は、まず医療機関をご受診ください。
顔のゆがみ・言葉のもつれ・片側の急な脱力・強い頭痛などの急性症状は、まず医療機関をご受診ください。
まとめと来院の目安
- 手のしびれ・腕の重さが2週間以上続く、または再発を繰り返す
- セルフケアを1週間続けても変化が乏しい
- 作業や家事で支障が出る・握力が落ちてきた感じがある
松江市 桑谷整体は、骨盤中心・短時間でも深い変化を大切に、首に頼らない腕の動きづくりをご提案します。
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