帝王切開が悪いと言いたいわけではない。
ただ、自然分娩とは違う形で出産を終えている以上、産後の身体の残り方が違う方はおられる。
野口整体でいう安産操法というのは、単に安産させるための技ではない。
骨盤の開閉、腹の働き、全身の緊張を整えて、身体が産む流れに乗りやすくするためのものだと思っている。
そう考えると、帝王切開の方に安産操法に通じるような調整が必要になるのは、むしろ自然だ。
足りないものを埋める、というより、産後に残った切り替わりを助けるためだ。
出産の経過が違えば、身体の残り方も違う。
骨盤の開閉、腹の緊張、胸の固さ、怖さや防御の残り方。
そういったものが、その後の不調や使い方の癖として身体に残ってくる。
なので、帝王切開の方に安産操法的な調整をする、というのは不自然なことではない。
むしろ、産後の身体をきちんと切り替えていくために、必要になる場面は普通にあると思う。
産み方が違えば、産後の身体の整え方も違ってきて当然だ。