ぼーっとする。
めまいがする。
日中、身体が動かない。
そういう話を聞くことがある。
もちろん、貧血や水分不足、睡眠不足などを考えることも大事である。
ただ整体的に見ると、塩気が足りていないのではないかと思うことがある。
特に、甘いものや脂っこいものが続いている人は分かりやすい。
甘いものは身体をゆるめ、脂っこいものは重たくする。
そこに寄りすぎると、身体が締まらず、日中に動けないような重さが出ることがある。
ぼーっとするのも、頭だけの問題とは限らない。
身体全体がゆるみ、丹田の力まで抜けている。
そういう時は、立っていても芯がなく、どこか頼りない。
そこに塩気が入ると、急に締まりが出ることがある。
頭が少しはっきりして、下腹に力が戻る。
腎臓が動き出すような感じがすることもある。
自分でも試してみて、塩気が入ると丹田に力が集まる感じがあった。
身体がただ元気になるというより、中心が戻る。
そう言った方が近い。
昔には、卵醤のようなやり方もあった。
それくらい、塩というものは昔から軽く見られていなかったのだと思う。
動物でもそうである。
ヤギのような動物が、危険を冒してまで岩塩を舐めに行くという話がある。
塩気は、ただ味を濃くするためのものではない。
身体にとって、かなり根本に近いものなのだろう。
もちろん、何でもかんでも塩を増やせばいいという話ではない。
血圧や持病のある方は、医師の指示を優先した方がいい。
ここを雑にすると、健康法ではなく事故になる。人間は極端に振れるのが早い。
ただ、甘いものや脂っこいものに寄りすぎて、身体がゆるみすぎている人。
ぼーっとする、ふらつく、日中に動けない。
そういう時、塩気が足りていないことがある。
整体的に見ると、塩分はただ味を濃くするものではない。
身体を締め、中心を作り、丹田に力を戻す方向へ働くことがある。
甘いものでゆるんだ身体には、塩気が要ることがある。
ただし、足すのは少しでいい。
身体が締まるところで止める。
松江市の桑谷整体でも、ぼーっとする感じや、日中動けない重たさがある人を見る時は、頭だけを追いかけない。
身体のゆるみ方、丹田の力、食べ方の偏り、塩気が足りているかどうかまで含めて整体で見ていく。
頭がぼやけている時ほど、身体の中心が抜けていることがある。
そこを見落とさないことが大事だと思っている。